嵐の翌日
一晩明けて、麻酔もだんだん切れてきて、少しずつ動くようになってきた。
麻酔のおかげで…
上半身の使い方が妙にうまくなった。
下半身不随の体験ができた。
赤ちゃんは元気だろうかと思う余裕が出てきた。
ナースは助産師の資格を持つ人だったので、
病室内の機器や点滴について、簡易トイレや産科的なことなど興味の湧いたことをたくさん質問して気を紛らわせたし、意外と充実した時間になった。
N病院で私を担当してくれる産科のドクターがきて
・出血は2300mlだったこと(生命の危険がある量。私の全身の血液の約55%相当)
・次から何かあればCT造影剤のアレルギーがあることと輸血経験があることを申告しましょう
・午後から一般病棟に移ること
・そこに旦那さんが生後1日目の息子を連れてくること
などを言われた。
午後、やっと旦那さんと息子に会える!